IT業界の様々な方と繋がれる交流会やSNS、商談、雑談でお話を聞いていて、
私なりのヤバいIT系の企業の特徴を纏めてみました。
今回はSESを主に行っている会社を例にしてお話したいと思います。
※上記は、あくまで私の感想です。
異様に営業が少ない(1人~2人など)
社員全体が5名などの会社であれば問題ないのですが、SESを行っている企業であれば、
エンジニアが30名~40名近く稼働している中で営業が1人などの体制の会社はかなりブラックに近い可能性が高いです。
考えられる事としては営業がすぐに辞めて行ってしまうので常に営業が足りていない状況が続いていると思います。
1番多いパターンだと、その一人の営業のパワハラや人間関係などで入ってくる営業が次々に辞めて行ってしまうなどがあります。
また、過酷なノルマや劣悪な環境で身体を壊してしまうなどが考えられます。
このパターンの会社は、いくらエンジニアが優秀だとしてもそのような人間関係を崩す方がいたり、環境のせいで息は長くないのかなと思います。
採用の際には事業拡大などと言って採用しようとしてきますので、
気を付けて確認しましょう。
営業の代表が20代前半もしくは50歳前後
中には超優秀な方もいるのであくまで一部ですが、20代前半の代表がヤバいかも知れないと言う理由としては、単純に経験が少ないと言うところです。
SES営業と言うビジネスモデル自体が単純なシステムなので、ある程度の知識があればパソコン一つで簡単に仕組みを作れてしまうためか現在新規事業として始める方がかなり増えています。
特に私もこの業界に入ってから若くして取締役などの肩書を持った方をよく見ますが、
大半がSES営業を軸に事業を立ち上げたと言う方々でした。
挑戦すること自体は凄く良いと思いますし、私ではそこまで出来ないだろうと思っていますので若く才能がある方々に頑張ってほしいのですが、経験不足でのトラブルやコンプライアンスについて軽い考え方で炎上し業界のイメージダウンに繋がることも多くないです。
また、50歳前後の代表については、日々進化していっているこの業界での考え方がアップデートできていない方が多いです。
私の会社の部長もそうですが「営業は足で稼ぐべし」や「ひたすらテレアポ」みたいな事ことを今でも言っているようでは柔軟な考え方は出来ないのではないかと思います。
この手のタイプは自分のやり方が一番正しいと思い込んでおり、
例えばSNSでの集客や営業活動には否定的な印象です。
正直、20代前半の方であれば考えなどの変化がありますが、50歳前後であれば殆ど考えが変わることはないので、そう言った観点からも同じベンチャー企業として入社するなら若い社長がやっている会社の方が全然未来があるのでしょうね。
担当者や社長が上から目線
当たり前の事ですが、この情報社会において今でも高圧的な態度や上から目線な態度を取っている社員や社長がいる会社はヤバいです。
普通に考えれば分かりますが自分自身面倒くさい方や、お話をしていて気分が悪くなるような方と仕事をしたいですか?
うちの会社もそうですがクライアントだけではなく関係している会社様とはしっかりとリスペクトの気持ちを持って接することでまたしっかりと関係構築を取れるのではないでしょうか。
SES企業であればエンジニアの人たちのおかげで仕事があり、会社として存在しているので
ベンチャー企業であれば尚更会社の顔とての自覚をもっていただきたいですね。
マニュアルがない
設立間もない会社であればこれはしょうがないので、しっかりと先輩社員や上司がカバーすればいいと思います。
設立してから何年も経っているのにマニュアルがない会社や、OJTが全くない会社は気を付けた方がいいです。
こう言った会社はとりあえず入社させて使えなさそうだったら使用期間中に色んな理由を付けて退職に追い込むと言った人の人生を何も考えていない悪魔みたいな事をしてくる会社もあります。
「独り立ち出来るようしっかりサポート」「OJTで独り立ちできるよう教育致します」等、書いてあっても事前の質問などでどのような教育体制があるか、どれくらいの期間でどんなことをやるかなどしっかり確認しておきましょう。
ホームページがショボい、コンセプトが意味不明
私は相手の会社を見る際にホームページをじっくり見るタイプなのですが、
会社の紹介を受けた際に現在HPリニューアル中となっていたり、資本金や従業員数など、具体的なサービス内容や実績の記載が無いとこの会社大丈夫かなと思ってしまいます。
また、逆にクリエイティブな会社でもないのに無駄に所々動画が流れていて何を伝えたいのか分からないホームページの会社も心配になります。
と、あくまで私の経験で思うことなのですが
少しでも参考になればうれしいです。