円満退職をするにはマナーを守って計画的に!
転職をする場合は、円満退職をすることもしっかりとプランの一つとして考えた方がいいです。
会社側、自分自身のどちらとも気持ちよく辞めれるようにスムーズに退職することも、勤め上げた会社に対する礼儀だと思います。
何社か会社を変えてみて感じた事として、将来的にかつての会社の人と接点ができる場合ともありますし、企業によっては会社の上層部の方が実は転職先の方と繋がっていることもあります。
特に同じ業界であれば確率もあがりますし、実際に私が以前勤めていた会社で先輩の社員が
無断欠勤の上で退職したことがあり、その際に恐らく次に行こうとしていた会社の方より、どのような経緯かは分かりませんが、当時の部長宛てに「○○さんと言う方はどんな方か」との連絡があったそうです。
(部長はバリバリの営業マンで私の以前勤めていた業界ではそこそこ顔が広い方でした)
その質問になんと答えたか聞いたのですが、部長としては別に悪く伝えるつもりはないがおすすめは出来ないよねと言っておりました。
稀な事例ではありますがやはり人の繋がりと言うものはどこにでもありますし、
現在のIT業界でも「○○と言う会社は気を付けた方がいい」「○○と言う方は要注意人物」と言うような話も流れてきます。
(IT業界は以外にも横の繋がりは多いです)
ですので、退職する際は形だけでもいいのでスムーズに退職出来るよう心がけましょう。
退職届は事前に提出しましょう!
退職届は仕事を辞める当日に出すものではありません。
退職届の提出に関しては、会社の規定等によっても違うと思いますが基本的には2カ月ほど前に提出する事になっております。
提出の際は、直属の上司へと退職したいという考えを伝えておくようにしましょう。
私も経験ありますが、いざ退職を決意すると同僚や仲の良い社員などについつい言ってしまう方もいます。
経験上すぐに話が広まってしまうので、気まずい状況や何かしらのトラブルにならないよう、気を付けましょう。
まずは上司へ転職の意思を伝えましょう!
まずは直属の上司に対して退職を打診するという形式をとることが、社会人として求められる行動です。中小企業などで上層部の方と距離が近い際は、社長や部長に話すと言うこともあるかもしれませんが、
それをしてしまうと直属の上司の管理能力が問われてしまう場合があり、上司が上層部の方より指摘されたことで気まずくなったり、人によっては八つ当たりしてきたりと、退職まで余計なストレスを抱えることもあるかもしれませんので最後くらいは顔を立てて上げましょう。
また、決定事項という形にはしないで、出来れば相談をもちかける形で話しかけましょう。
まともな上司であれば退職の意向を受けた後、退職の段取りを決めるために、上の役職の人達と話をまとめてくれます。
円満退職のためには、正式な退職の決定がされるでは、内々にも退職の話を社内の人に漏らさないようにすることが重要になってきます。
個人的な理由(例えばスキルアップや知人の紹介などでの転職、家族の介護など)で退職をするという形をとると、円満退職がしやすくなります。
たとえ、退職の理由が会社内で起きたこと(業務内容への不満、人間関係など)に関わっていたとしても、それを話してしまうと、改善すれば退職を思いとどまってくれるかもと、引き止めの材料にされてしまうこともあるかも知れません。
最後に…
長々と円満退職について書いておりますが、
最終的に円満退職を望むのであればたとえどんな理由があろうとも不平不満を述べるのは極力避けて多少言いたいことがあったとしても、実家の都合や自分の希望など、周りの人が納得できそうな事情でやめるといいでしょう。
そして、当たり障りなく過ごしてスムーズに退職致しましょう!